注文住宅で家を建てた場合の後悔や失敗にはどんなものがるでしょうか。注文住宅の場合、各住宅メーカーである程度の家のデザインや延床面積が決まっていますので、その中で気に入ったのを選ぶことになります。細かい点は自分で決めることができますが、大まかなアウトラインは住宅メーカー側から提案されます。そのため、設計図を元に立てた後、イメージしたのと違うというのはよくあることですね。
注文住宅のメーカーによっては施工前に模型を作成し施主に見せる場合もありますが、殆どは図面を見せるだけです。今後は3Dプリンターを使った家の模型も増えるかもしれませんが、現状では図面やモデルハウス、あるいは他の施主が建てた家の完成見学会やオープンハウスで確認するのが殆どでしょう。建ててしまった後で直したいといってもほぼ無理ですので、家のデザインは綿密に検討したいですね。
またよくある失敗談には吹き抜けのリビングがあります。1F/2F吹き抜けのリビングは最近の流行りでスペースを広く取ることができるので人気です。アメリカンスタイル的な部分もあります。ただ日本の様に夏の高温多湿の時期にはエアコンの回りが悪くなかなか冷えない、ドライに設定しても湿気が取れないという問題があります。また冬場は風が吹き抜けて非常に寒い、暖房が効きにくいという問題があります。吹抜けを採用する際はドアを設置するなど何らかの対策が必要かもしれません。
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