戸建てのマイホームの購入は誰でも慎重になります。
あれこれ検討・確認し、工務店ともしっかり打ち合わせをし、それでも完成してから後悔することは少なくありません。
家は三回建てて初めて満足するといわれるほどです。

失敗点としてよく挙げられるのは収納の少なさ。
はっきりいって全ての部屋に押し入れを作るくらいのつもりで場所を確保しておかないと辛いものがあります。
床下や階段下はサイズによっては収納できないものも多く、やはり収納専用の押し入れや納戸は必須となります。

この他に足りなくて失敗したという代表はコンセントの差込口。
特にテレビ周りはゲーム機やビデオといった追加の機器が集まりがち。
更に困るのがパソコン周辺で、プリンタやスキャナ、外付けハードディスクやスピーカーなど、いくらあっても足りません。
ルーターやモデムなどもあります。
テーブルタップでしのぐ人も多いですが過電流・埃・熱が溜まりやすく安全面で心配です。
コンセントは最初から６～８口の差込口にしてもらいましょう。

意外な落とし穴が照明のスイッチ。
照明に凝って蛍光灯の他にシャンデリア、部分照明、絵画や手元用のスポットライトを設置したものの、配線工事の方がすべて一緒に点灯するようにしてしまい、部分照明、特にスポットライトが意味をなさなくなったなんてことも。
照明は工務店や器具屋さんの他に配線工事の担当者とも直に打ち合わせをすることを強くお勧めします。