家を建てるための土地探しのコツは、過去の地図を手に入れることから始まります。過去に沼地や池だったところは地盤が弱く、家を建てるためには向きません。あえて、地盤が弱い土地を選んで、大幅な値下げ交渉を行うという手もありますが、基本的には昔沼地などだったところは避けたほうがいいでしょう。

過去の地図は数年毎にチェックしましょう。5年前は普通の土地であったとしても、10年前は分かりません。さらに、15年前に埋め立てられたという可能性もあります。ですから、できる限り昔の地図を見るようにするといいです。ただし、昔は沼地が多かった場合が多く、絶対に沼地だったところは駄目とすると、選択肢がほとんどなくなってしまうこともあります。よって、このような場合には、近年埋め立てられたところは避け、過去に家が建てられたことがあるような場合には、そこで問題がなかったをチェックし、前例で問題がなかった土地に関しては、購入対象とすると良いでしょう。

基本的に周りよりも土地が高かったところを選んだほうがいいです。もちろん、埋め立てで盛り上がっているところではなく、昔から土地が高かったところです。例え、沼地ではなかったとしても、沼地に近かったり、同じような高さだった場合には地盤が弱い場合もあるからです。

人気の物件を非公開情報として公開してくれるというのはご存知かもしれませんが、もちろん物件だけでなく土地も含みます。実は不動産購入となると物件ばかりに目が行きがちですが一番はどういう家を建てるかよりもどういう場所に建てるか、つまりは土地です。

土地が悪ければどんなにいい家を建てても、快適に暮らせるとは言えませんよ。地盤という意味だけでなく、周辺環境なども含めての話です。ですので、土地こそ非公開物件を探すべきなのです。非公開の土地情報を条件つきで教えてくれる不動産業者もありますよ。不動産業者のホームページなどで探してみてください。